パインの集合材で作製した自作スピーカーです。
実は、ご隠居親父のDNAは息子(私です)にも受け継がれているようで、木工には興味を持っており、たまに取り憑かれたように製作に励みます。
カントリーっぽい外観を目指し、パイン材専用のステインとワックス(共に天然素材)で仕上げました。
このスピーカーは、狭い部屋でも置けるように、バックロード方式とコキシャルなユニット配置を導入した、市販品にはあまり見られない一品です。釘は1本も使っていません。
フルレンジ(1つのユニットで全ての帯域を受け持つ)2発+トゥイータ(高音のみを受け持つユニット)の構成とバックロードの組み合わせは、どの帯域でもスムーズに奏でるのでfレンジやDレンジの広いクラシック音楽等には最適ですし、人の声なんかもリアル。難は、ちょっとエージングに時間がかかることと、装置や録音の善し悪しを露骨に現してしまうことですかね(マニアな内容ですみません。かつてオーディオマニアだったもので)。
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